オワコンって言われても好きな人は好きなんですよ
オワコンとは「終わったコンテンツ」の略です。ネットスラングで「あんなもんみんなもう飽きたよ、お前まだ追っかけてるの?そんなんじゃ甘いよ(棒読み)」みたいな嘲笑する感じに使われます。同人界隈とかでよく聞く気がしますが、やっぱり売り上げに影響あるんですかね。同人ゴロがしゃぶりつくした感じでしょうか。
あとニコニコ動画。そういえばニコニコ動画自体がオワコンと言われてだいぶ経ちますね。動画にコメントを付けるという仕組み自体は良いと思いますが、あそこの運営がねぇ・・・。
私は好きなんですがTYPE-MOONとか東方Projectもよく槍玉にあげられますね。月姫リメイクあくしろよ。アニメ?知らない子ですね・・・。
どういったものがオワコンと呼ばれるのか考えると、ブームによって元々そんなに興味ない人達がファンになったはいいもののブームが過ぎ去っちゃって飽きちゃった人達が多ければ多いほどオワコンと呼ばれるのではないでしょうか。ちゃんとした固定ファンは別にそのコンテンツ終わったと思ってないですからオワコンなんて言わないんですよ。単にブームが終わったってだけだからね。
ブームや流行って嫌いですね、そこに信念ってないんですよ。自分がないと言ってもいい。単なる知るきっかけとしてブームを利用するというのであればいいんですが、一定数は「ブームになってるんだから良いモノだ」という人間もいますからね。それでそういう人達が自分らが飽きたら「オワコンだオワコンだ」と騒ぐんですよね。面倒くさい人種ですね。
今まさに「猫ブーム」だけどブームで飼われると飽きたら捨てられますから保護猫団体とかはうんざりしてますよ。今までも動物もののブームが去った後に捨てられて野性化するなんてことありますから。今まで家で飼われていた猫が野生化なんてしません、待ち受けているのは餓死か交通事故ですから。ほんと辞めてね。
オワコン化しやすいのは効率的になったから?
どうでしょうDVDの副音声聞いていたら「テレビは広告媒体なのか。それでいいのか」みたいな話になったんですね。それで「クイズ番組で答え発表する直前にCMいくよね、別にそこで引っ張らなくても面白ければ見てるよ」みたいな感じで言っていたんですよ。
それで「飽きる」ってなんだろうなって考えたんですが、「予想がつく」ってことかなと思います。
テレビがオワコンって言われて久しいですが、多くの番組が「予想がつく」ようになった気がします。クイズ番組だったらそろそろCM入りそうだなとか、ドラマでも俳優がだいたい同じだとか、バラエティでもパターンがどこも同じとか。芸人さんのネタ番組も短期間に同じネタばっか放送するから飽きちゃうんですよ。芸人さんだってもっとじっくりネタを練って出したいだろうになぁと。
テレビ局って毎日毎日番組を作らなければならないからすごく効率化してるんじゃないだろうか。新聞社もそうですね。いくつかのコーナーがあって、何人タレントがいて、台本どおりに進めて、リアクションも一緒で。その方が編集も楽でしょうし、扱う題材を替えたりタレントを替えれば飽きないと思っているんでしょう。でもそれを全局でやってしまうとどうしたって被るし内容も薄い。テレビ面白くないよねってなっちゃう。んで素人がたまに作る渾身の動画の方が面白いとか言われちゃうし、素人追っかける番組の方が面白いとか言われちゃう。
日本のユーチューバーもブロガーもオワコンとか言われていますが、こちらも随分効率的になっちゃったからではないかなぁと思うんですよ。もちろん頂点にいるような人達は新しい視点で新しい発想でやってますから良いと思うのですが、量産型が増えると区別がつかない界隈の方々はこぞってオワコンと言ってきます。
今の世の中ってブロガーもユーチューバーも「成功した人達」を研究してなるべく短期間に効率よくPVを増やそうとしています。研究対象の方々自身が「こうすればPV増える」みたいに記事を書いたりしているのでそのこと自体は別に良いと思います。
でもその結果どうなるかと言うと、同じレイアウト同じタイトルの付け方同じ挨拶の仕方同じ話題同じ編集方法が量産されました。効率よく稼ごうとした結果テレビと同じように予想が付くようになってオワコン化しているのではないか。個人で毎日更新しようとしたらどうしたって1記事が薄くなりますよ。クオリティ落とさないでやれる人もいるでしょうが、やってみて自分はそういうタイプかどうか確認してみる必要はあるでしょうね。
テレビもブログもYoutubeも面白いところは面白いんだけどね。
水曜どうでしょうから学ぶ良いコンテンツの作り方
「水曜どうでしょう自体がオワコンでしょ?」とかいう声が聞こえてきそうですが、「だからオワコンはてめぇが勝手に言ってるだけだろうが」と言っておきましょう。
『腹を割って話した』という本にも書いてありますが、「無理をせず、作れるようにしっかり作っていく」しかないんですよ。「東京のテレビ局とローカルのテレビ局じゃまともに戦ったら負けるのに東京のテレビ局と同じように番組を作るのはダメだと思う」っていうのは的を射てると思います。私も毎日ずっと番組流さなくてもいいんじゃないかなぁと思います。個人によってみたい番組も見たい時間も分かれてきているしそろそろ時代的にもオンデマンド中心でいいんじゃない?
元々水曜どうでしょうは2週間放送して2週間はお休みだった(別の番組を放送してた)んですね。タレント二人はまだしも、ディレクター二人で撮影もして編集もしていましたからそれくらいが生産性の限界だったのでしょう。
普通であれば
人気が出る→毎週毎週放送しなきゃ!→手が足りない?じゃあ増やすわ!→深夜番組じゃこれ以上予算取れないからゴールデン進出な!→予算増えたんだからもっと豪華に、もっと色々なことやろう!→視聴率下がったンゴ・・・打ち切りンゴ・・・
みたいになります。悲しいことにゴールデンになった途端つまらなくなる番組は沢山ありましたね・・・どうして学習しないんだろうか。
私はレギュラー放送終わってから北海道にきたので後から知ったのですが、どうでしょうの人気が出てきた辺りに毎週放送する動きがあったそうで、でもDのお二人が「クオリティを下げないで毎週放送にするのは無理だ」と断ったそうです。そして本放送2週、リターンズ2週という体制になったと。水曜どうでしょうは地方テレビ局のローカル番組だったからその魔の手を逃れたんでしょうね。
IT業界の人はとても痛感していると思いますが、人が増えればクオリティがあがるわけではないですからね・・・。分業制も効率化の為には欠かせませんが、よいコンテンツを継続して作るためには同じくらいかそれ以上の熱意がある人でなければ難しいです。「ただの人員」はそこには不要なんですよ。
以上のことを踏まえてブロガーの人達には効率的に記事を量産しないでいただきたい。毎日更新しなくてもいいじゃない、渾身の貴方ならではの記事がみたいんですよ。そこんとこオナシャス!
【追記】
「面白い記事だけ書こうとするとかえって書けなくなって経験値が稼げない」という視点もありますが、ここで言ってるのは「とにかく記事の量産だけを視野に入れた記事を量産しないでよね・・・」ってことなのでそこんとこもオナシャス!
まとめ
- オワコンとか言われても気にしない
- コンテンツを「効率よく」作ろうとしない
- とはいえ人の迷惑になったり人が不快になるようなことで注目を集めようとしない
ブロガーはSEOだけ参考にしたらいいんじゃないかな。
まぁ、結局このブログみたいに結局鳴かず飛ばずみたいな結末はあり得ますけどね☆
それでは長文お疲れ様でした。
今日の雑談
最近は12時間睡眠と3時間睡眠を繰り返しています。平均すると7.5時間ですが、コンスタントに7.5時間寝る生活をしたいんですが・・・。
どうもちょうどいい睡眠時間が固定できませんね。会社にあわせて柔軟に変えてきたからですかね。
無職で特段時間に縛られないということもありますが、狙った時間に起きられないのは辛いですね。最近は中途覚醒もあるし・・・。
中途覚醒してそのまま起きているというジジイみたいな生活になります。早朝パワプロはいいぞ。