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通学で40分電車に乗っていたので京極堂シリーズを読んでいた思い出

雑談
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無駄に体力あったから1時間の通学は平気だった

高専時代なのですが、通学に80分くらいかけていました。

と言うのも学校は大井町(から徒歩20分くらい)、家は浮間舟渡(から徒歩20分くらい)で、赤羽~大井町間が京浜東北線でだいたい40分と言う通学路を毎日通ってました。

今の札幌の通勤スケールを考えると自分でもどうやって通っていたのだろうという気持ちになります。

当時はまだガラケー全盛期ですが、通信量・コンテンツ共に現在の水準ではないですから本を読んでいました。

高専の図書館がお堅い専門書・技術書が充実している傍ら、ラノベも充実していました。図書委員の仕業だったかな。ちなみに初ラノベは「マリア様がみてる」でした。

その一環で京極堂シリーズを読んでいました。

京極堂シリーズと言うと、分厚いんですね。

姑獲鳥の夏で630ページ。

私が最後に読んだ陰摩羅鬼の瑕で1226ページだそうですね。

これらを電車に揺られながら読んでいました。

通学の荷物としては

  • でかい弁当
  • 部活用のタオル
  • 部活用のTシャツ
  • 一部教科書
  • 一部ノート
  • 授業の課題
  • 京極堂シリーズ

という事でリュックの中がパンパンだぜ。

この荷物で朝のラッシュ時に立ちながら本を読めたのは部活で鍛えてたからですね。足腰の鍛錬が重要。

上野で降りる人が多いので座席が空くと楽でした。でも座ると眠くなっちゃうんですよね、朝早いから。

 

内容としては戦後昭和の雰囲気がたっぷりで、読み進めていくうちに没入感がすごいんですよね。

読んでいくと物語が進んでいるのに感じる閉塞感、自分の周りの空気が澱んでいくというか物語の粘度をすごく感じるんですよね。

ストーリーであったり登場人物であったり舞台設定であったりがすごくまとわりついていって、読者が溺れていきます。

そんな状況を超えて物語が完結した時の爽快感がたまらないですね。やっと息継ぎできた!みたいな。

 

もはやKindleを持ち歩いているのであんなに重い本を持ち歩くことはなくなってしまいましたが、こんな時代だからこそ分厚く重い本いかがでしょうか。

マンガもあるのでそちらから入っていくのもよいかもしれません。

今日の雑談

急に札幌があったかくなっちゃって、今日の最高気温は7度らしいです。春ですね(錯乱)。

雪が微妙に融けてつるっつるです。夏靴だとすっころびます。札幌にくる革靴サラリーマンはご注意ください。