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うつ病の基本的な説明と私が服用していた薬について

うつ病関連
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僕はセロトニンが少ない

※以下は素人が素人に説明する感じで書いています。正確なことは専門書を読むか専門医に聞いてください。根本的に間違ってたらそっと教えて。

 

うつ病は気合の問題ではありませんが、どうも明確に原因が解明されている訳ではないみたいですね(2016.4.25現在)。

特に先天性の要因が無い場合、強いストレスが原因で脳内にセロトニンが分泌されなくなり、そのままセロトニンが不足している状態が続くといわゆる抑うつ状態になります。

抑うつ状態が強くなり、長期的になるといわゆるうつ病といわれる状態に遷移します。

またただでさえセロトニンが供給されない状態なのに、人間の体にはセロトニンを再度取り込んでしまう働きがあります。これを「セロトニンの再取り込み」と呼びます。このままの状態だとどんどんセロトニンが減少してうつが重症化していきます。

 

範馬刃牙は任意で脳内麻薬(主にドーパミン)を出せるようになっていますが、セロトニンは心を平常に保つ働きを担っているのでバキの真似してドーパミンをいつでも出せるようにしてもうつ病は治らないと思います。うつ病にならないようにドーパミン出すのはいいかもしれない(医学的根拠無し)。

ある程度のストレスであれば太陽を浴びたり適度な運動をしたりおいしいものを食べたりよく眠ったりすれば脳内物質は健康時の状態に戻りますが、抑うつ状態がひどくなってくると休むくらいでは元に戻りません。ではどうするかと言うと薬物療法をすることになります。

ふしぎなくすり飲まされて~

心療内科で処方される薬は渋谷で海を見たりしないので安心してください。一昔前だと薬漬けにされるとか薬に依存性があり止められなくなるとかいう情報が流れたりしましたが、用法容量を守って計画的に使えば問題ありません。

また、「すぐによくならない、効かない薬を処方して儲ける気ではないか」と疑いたくなりますが、だいたいの抗うつ薬は効き始めるまで2週間~2ヶ月くらいかかるようです。飲むと急激に元気になる薬はおそらく違法なおくすりなので注意しましょう。効き始めまで2ヶ月かかるので、復帰は少なくとも半年は見ておいた方が良いと思います。そう簡単に治るんであれば苦労しないんだよなぁ・・・。

 

基本的には薬には問題ありませんが、人によっては副作用が出るようです。代表的なものは吐き気、下痢、便秘などです。新しい薬が出た時とか今まで飲んでいた薬を増やす時に出やすいようです。ちゃんとした病院(もしくは医師)であればちゃんと説明してくれるはずです。同時に体調悪くなったらすぐ言って下さいね、と言われます。こっちの言い分を聞かずにぽんぽん薬出してくるようなところは逃げたほうが良いかもしれません。別のところでも受診してみましょう。

また、一定期間飲んでいた薬を急に飲まなくなると体調不良を訴える場合があります。体は薬を飲んだ上で最適化するように調整しています。急に飲むのをやめてしまうと薬で補っていた分(うつ病なら主にセロトニン)が不足し、不快感を感じたり体調が悪くなります。

病状が良くなって来た時に説明があると思いますが、薬は徐々に減らすように言われると思います。「最近調子良いから薬飲まなくてもいいな」と思っても個人の勝手な判断で中断してはいけません。医師に相談してから減らしていきましょう。

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お前は今までに飲んできた薬をおぼえているのか?

あくまで私の場合ですが、以下の4種類を飲んでいました。(カッコ内は成分名です)

  • ジェイゾロフト(塩酸セルトラリン)
  • リフレックス(ミルタザピン)
  • エビリファイ( アリピプラゾール)
  • レンドルミン(ブロチゾラム)

ジェイゾロフト:うつ治療によく使われるSSRIの一つですね。セロトニンの再取り込みを阻害する働きをします。セロトニンをなるべく脳内に留まらせるのが仕事です。

リフレックス:セロトニンの放出を促進する薬だそうです(かなり端折った説明)。NaSSAと呼ばれるものです。副作用で眠くなるっていうのがあるので睡眠導入剤の役割も込めて飲んでいました。

エビリファイ:気持ちの高ぶりや不安感を抑制する働きがあります。基本的には統合失調症の薬のようですが、うつ病にも効果があるそうです。

レンドルミン:いわゆる睡眠薬です。ゆるく長く効くタイプのようで、中途覚醒や早朝覚醒しにくいようです。まぁ私の場合は寝ることが出来れば睡眠時間長いので有効かどうかはわかりませんでした。寝つきはよくなります。

 

治療が始まってから医師と相談して量や種類を増減していました。アレルギーや飲み合わせ、副作用等があるので各々方が医師とじっくり相談して決めてください。

また、現在(2016.4.25現在)では何も飲んでいません。一応無くてもまともに生活できています。

薬の質も向上しているようなので無理に拒んだりせず有効に使って、なるべく早く治ると良いですね。

まとめ

  • うつ病は「心の病気」ではありません
  • 適切な薬を適切に飲みましょう
  • 自分の判断で薬を断つのはやめましょう
  • 何かあればすぐ医師に相談しましょう

ちなみにこういう薬飲んでいると献血を断られます(1敗)。

今日の雑談

こんにちは、島田です。

今日は初回認定日ということでハローワークまで行ってきました。なんとか今月も生きていけそうですね。

初回認定日相談が就活のひとつとして数えてもらえるので4週間後までに後1回活動すればなんとかなります。

うん、まぁ普通に仕事続けられていればそんなん考えなくて良かったんだけども。